楽譜を読めると音楽との付き合いが劇的に向上するんですね(楽譜の学習の勧め)
私もつい最近簡単な童謡の楽譜を少し読めるになっただけなの低レベルなので偉そうに言える立場ではありませんが個人的に楽譜を読めるようになった後に本当に嬉しい効果があったので是非ご笑覧下さい。
楽譜が読めなくても素晴らしい音楽を生み出している音楽家は珍しくありません。でも楽譜を読めるようになると想像以上に音楽が楽しくなる事に最近気づきました。私が楽譜を読めるようになって初めて気づいた恩恵などを書いてみたいと思います。
現在、メジャーシーンで活躍しているミュージシャンの中には正当な音楽教育を受けてきていない人たちが多くいます。その中には、楽譜の読み書きができないミュージシャンもいます。代表的なものとしては、小室哲哉、桑田佳祐、槇原敬之などが楽譜の読めないミュージシャンとして知られています。
excite.ニュースビーカイブ「楽譜読めなくても作曲可能?」記事より引用
堂々の超大物ソングライターも楽譜読めないんですね。小室さんと槇原さんが楽譜読めないとは初めて知りました。桑田さん以外の二人は本当に楽譜読めないのか若干信じられないんですが恐らく3人のアーティストは我々のような一般人が通常は楽譜を読む学習で習得する技術を自然に習得できた稀有な人なんだと思います。
逆に考えたら楽譜を読む練習を重ねることで上記3人が兼ね備えている能力(あくまで一部かもしれませんが)を自分も所有する事ができるのですからとても幸せな事なんです。
私が楽譜読めるようになって初めて気づいた思わぬ恩恵
楽譜が読めるようになって受けることができた恩恵は私の場合は音楽の重要な三要素のリズム、旋律、ハーモニーのうちで主にリズム関連での恩恵が大きかったです。具体的には下記の項目をご覧ください。
音楽鑑賞がもっと楽しくなった
別に楽譜が読めなくても音楽聴くのは楽しいですが楽譜を読めるようになってからは聴こえてくるメロディーなり歌声を拍子を取りながら鑑賞するようになりました。
具体的にはまず曲が何拍子なのかを判別して(拍子を判別できるようになったのも嬉しい)リズムを足とか手でタップする。そうすると曲の拍子を感じていくと演奏なりボーカルがしっかりと拍子に乗って演奏できているかがわかるようになったんです。
ものすごい早いテンポにぎりぎりでついていってる演奏なりボーカルがテンポにくいついている演奏者が感じているだろうギリギリの緊張感とスリルを自分も感じれるようになったんですね。
ダンス系の曲とか疾走系曲が自然に体が動いてしまう心地よさも以前より大幅に増しました。恐らくダンスをやってる方も楽譜読めた方がダンスもうまくなるような気がします。
長年出来なかったピアノ演奏の左手でのリズム刻みができるようになった
私は結構ピアノ歴は長いんですがこれまで左手と右手の独立した演奏が全くできませんでした。右手でメロディーは弾けるのですがそれを伴奏すべく左手のベース演奏を試みると必ず左が右手につられて一定のビートを刻めませんでした。
拍を足とか手でタップしながらワンツースリーフォーと同時に頭の中でカウントしながら楽譜を読む練習(おもにリズム面)をしていくうちにある日左手のベース刻みが右手につられなくなっったんです。
これだけでももう大幅に演奏が楽しくなり単純なスケール練習でも左手でベース音弾いてみるなど今後のピアノ練習意欲が大幅にあがりました(笑)。
耳コピ能力が明らかに向上した
楽譜を読む能力はすなわち書く能力につながる事は当たり前ですが関連あります。具体的に例えるなら以前はらぁーーーーらららというふうに聴こえていたメロディーがタアアアタンタンタンというふうに1拍ごとのリズムに分解して聴けるようになったんです。
またフレーズを小節ごとに分ける(譜割りする)能力も向上しました。
音楽教則本の理解がより進むようになった
当たり前ですが音楽教則本は音符が山のように載っています(笑)。でも簡単な楽譜が読めるようになった現在は以前チンプンカンプンだった内容がはるかに良く理解できるようになりました。
以前に楽譜勉強用に購入した童謡がいっぱい載ってる楽譜本は今では有効活用できています。
偉そうに色々書いてきましたが私が楽譜が読めるようになったといってもあくまでも簡単なレベルでの話しです。でもその効果はこれまで想像していたより劇的に大きいです。
言い古された陳腐なたとえだと思いますが楽譜を学ぶことはすなわち音楽全般を学ぶことなのだと思います。楽譜について学ぶ事は音楽学習の理想的なカリキュラムなのだと本当に思います。
ですのでピアノやウクレレを学びたい人全てに是非楽譜を読む練習を取り入れてみる事を僭越ながらお薦めしたいと思います。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。