3拍子と強拍1拍目を判別する課題に最適な学校のチャイムに原曲がある事初めて知った(笑)
【高音質版】 ウエストミンスターの鐘(学校のチャイム) – Youtube動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=M7eULb8VchU
私は未だに学校のチャイム音を聴くとなんかどよーんと憂鬱になるんですよね(笑)
皆さんもそうじゃありませんか?私などあまり学校に良い思い出が無いものですからパブロフ犬のごとく条件反射で子供のころのあの気持ちを思い出してしまいます。
そんな思いでのあるチャイム音ですがふと思い立ってちゃんとメロディーを聴いて採譜にチャレンジしてみました。
実は調べてるときに3拍子のメロディーという事をうっかり知ってしまったのでなんとかできましたがこの情報知らなかったら結構苦戦したと思います。
まずは下記MP3演奏例が3拍子かどうか聴いてみてください。
もしも全く問題なく3拍子の曲に聴こえたら素晴らしいです。羨ましい(笑)
この演奏例はキーをCメジャー(ハ長調)にしています。というか私にはそれしかできません(´;ω;`)
原曲はWikipediaによれば
ウェストミンスターの鐘(ウェストミンスターのかね)とは英語では“Westminster Quarters”もしくは“Westminster Chime”といい、後者を出典とする「ウェストミンスター・チャイム」というカタカナ表記も日本では通用する。単に「ウェストミンスター」とも。
概要
ロンドンにある「ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)」に付属する時計塔(ビッグ・ベン)が奏でるメロディ。4つの音階からなる。
それと学校などにこのチャイム音が導入されたのは戦後なんですね。
チャイムは、鐘の音のような音を出す装置またはその音のことをいう。
導入の経緯
終戦後しばらくは授業の開始・終了を知らせていたのは、空襲を知らせるベルの音だったが、一部の生徒から空襲を思い出すのでやめてほしいという要望が出たので、1954年に発明家の石本邦雄によって現在のチャイムが鳴る、ミュージックチャイムが開発された。曲名「ウェストミンスターの鐘」の「キンコンカンコン」というチャイムになったのは、石本によると当時イギリスのBBC放送のラジオ放送をよく聴いていて「ウェストミンスターの鐘」が流れていたため、チャイムに採用しようと思ったとのことである。よって現在は、ベルは非常ベルでしか馴染みがない。更には訓練の場合、自動火災報知設備ではなく非常用放送設備だけを使う場合もあるため(設備を使うとスプリンクラーが作動し119番通報も自動でされてしまう)、サイレンしか聞いた事のない児童・生徒もいる。
なるほど毎回授業の開始と終わりごとに火災報知器のあのベル音が鳴っていたらそれはきついですよね(笑)
下記が採譜してみた譜例になります。実際採譜してみてこのチャイム音は1拍目の強拍が掴みやすいメロディーだと感じました。
是非拍手を3回ずつ打ちながら歌ってみてください。最初の1拍めの拍手が無意識に強くなっていると思います。
その後に冒頭のMP3の再生を聴きながら拍を感じて手を打つと強拍と3拍子の拍感がより強く感じられると思います。
私も他人様に能書き垂れるほど3拍子と強拍について理解しているとは言い難いのですが慣れてくると感覚が掴めてくるはずです。
下記に開始カウント音とメトロノーム音つきの譜例再生動画を記載しますので良ければご参考ください。
少しトラウマのあるチャイム音ですが今回初めて調べてみて本当に収穫になりました。
とにかく疑問があったら面倒がらずに調べてみるべきですね(笑)
まいどまいど紹介している下記書籍ですがこの手のリズム関連で非常に役に立ちました。どこかで見かけたら是非立ち読みして良さを確かめてみてください。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。