8分の6拍子曲「仰げば尊し」とスメタナ作曲「モルダウ」は歌いだしリズムが同じなんですね!
だからどうしたボケ!とお叱り受けそうですが私気づいてしまいました(笑)
両方の曲歌いだしは弱起(アウフタクト)6拍目裏の八分音符で”タタータタータ”で同じなんです。
リズム譜
リズムカウント方法としては”イチニッサン・ニイニッサン”の日本式か”ワンエンド・ツウエンド”で拍を感じていけばわかりやすいかと思います。
8分の6拍子って結局2拍子と似た感じですかね。下記に譜面再生した動画載せますので確認してみてください。
1から2小節は「仰げば尊し」で3から4小節は「モルダウ」になります。
ちなみに「モルダウ」Wikipediaによれば1875年(明治8年)。
原題:Vltava
1874年11月20日から12月8日の間に作曲され、初演は1875年4月4日にアドルフ・チェフの指揮で行われた。ホ短調。「モルダウ」(ドイツ語: Die Moldau、英語: The Moldau)の名でも知られる。ヨーゼフ・ランナーの『旅の行進曲』(作品130)のメロディーが一部引用されている[3]。この楽曲でスメタナは、ボヘミアの大きな川の一つの音を呼び起こすためにトーン・ペインティングを用いた[4]。スメタナは、以下のように述べている。
この曲は、ヴルタヴァ川の流れを描写している。ヴルタヴァ川は、Teplá Vltava と Studená Vltava と呼ばれる2つの源流から流れだし、それらが合流し一つの流れとなる。そして森林や牧草地を経て、農夫たちの結婚式の傍を流れる。夜となり、月光の下、水の妖精たちが舞う。岩に潰され廃墟となった気高き城と宮殿の傍を流れ、ヴルタヴァ川は聖ヤン(ヨハネ)の急流 (cs) で渦を巻く。そこを抜けると、川幅が広がりながらヴィシェフラドの傍を流れてプラハへと流れる。そして長い流れを経て、最後はラベ川(ドイツ語名エルベ川)へと消えていく。
「仰げば尊し」の原曲はWikipediaによれば1871年(明治4年)なのでメロディー自体はモルダウより4年前に作られたみたいです。
「仰げば尊し」を巡っては、研究者の間でも長いあいだ作者不詳の謎の曲とされてきた。これまで作曲者については、作者不詳のスコットランド民謡説や伊沢修二説などがあったが、いずれも決定的な証拠がなかった。 しかし2011年1月に一橋大学名誉教授の桜井雅人が、「Song for the Close of School」[2]という楽曲が、1871年に米国で出版された楽譜『The Song Echo: A Collection of Copyright Songs, Duets, Trios, and Sacred Pieces, Suitable for Public Schools, Juvenile Classes, Seminaries, and the Home Circle.』[3][4]に収録されていることを突き止めた。
それにしても「モルダウ」は良いメロディーですよね。ジャズやロックなどで続々とアレンジされているのも良くわかります。
8分の6拍子を理解するのと楽譜勉強にとても役立つYoutube動画を下記に記載しますので是非視聴してみてください。
イントロと転調するところがとても素晴らしいと思います。
是非8分の6拍子の拍を感じながら聴いてみてください。意外に8分の6拍子が理解しやすいことに驚かれると思います。
拙い採譜とコード付けですが仰げば尊しを採譜コード付けした楽譜と再生動画を掲載しています。
「仰げば尊し」のハ長調コードをお探しの方はご参考ください。
↓8分の6拍子の唱歌がなにげに多い印象ですが楽譜耳コピ練習に重宝しています。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。