「我は海の子」全7番分振り仮名付歌詞とタコが採譜に挑戦(作詞作曲ともにパブリックドメイン曲です)第一回
恐らく老若男女問わずメロディーを聴けばだれでもわかる真の国民曲だと思われる「我は海の子」が全部で7番まで歌詞があったとは( ゚Д゚)
しかも難しい漢字が多く普通に読める人はそうはいないのではないかと思い需要があるかはわかりませんが歌詞と曲のなりたちなどを調べてみました。
またかねてより採譜練習に最適な(メロディーは耳コピで弾けるレベル)歌だと思っていたので次回から採譜に挑戦したいと思います。
「われは海の子」(われはうみのこ)は、文部省唱歌のひとつ。2007年(平成19年)に日本の歌百選に選出されている。
初出である1910年発行の文部省『尋常小学読本唱歌』におけるオリジナルの曲名は「われは海の子」(p.3:目次)、または「我は海の子」(p.64-67:本文 )となっている。作詞者・作曲者ともに不詳。ただし宮原晃一郎(本名、宮原知久)(1882年 – 1945年)の娘と芳賀矢一(1867年 – 1927年)の義理の娘は、それぞれ自分の父あるいは義父が作詞者だと信ずると述べた。また宮原の原作を芳賀が改作したとする説もある[1]。
作詞者はともかく作曲者不詳の曲なのですね。歌詞も良いですがなんといってもメロディーが素晴らしすぎると思いませんか。
演奏しても沁みるし歌ってもありありと海の情景が浮かんできます。
また歌詞などを掲載しても問題ない事も本当にありがたい歌の一つですよね。当サイトでも著作権侵害など無いように細心の注意をもって記事を書いていますが正直某団体がおっかなくて心底震えています。
我は海の子・われは海の子振り仮名付歌詞(難しい古漢字の意味解説リンク付き)
- 一番
我(われ)は海(うみ)の子(こ)白浪(しらなみ)のさわぐいそべの松原(まつばら)に
煙(けむり)たなびくとまやこそ我(わ)がなつかしき住家(すみか)なれ。 - 二番
生(う)まれてしほ(塩)に浴(ゆあみ)して浪(なみ)を子守(こもり)の歌(うた)と聞(き)き
千里(せんり)寄(よ)せくる海(うみ)の氣(き)を吸(す)ひてわらべとなりにけり。 - 三番
高(たか)く鼻(はな)つくいその香(か)に不斷(ふだん)の花(はな)のかをり(香り)あり。
なぎさの松(まつ)に吹(ふ)く風(かぜ)をいみじき樂(がく)と我(われ)は聞(き)く。 - 四番
丈餘(じょうよ)のろかい操(あやつ)りて行手(ゆくて)定(さだ)めぬ浪(なみ)まくら
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)海(うみ)の底(そこ)遊(あそ)びなれたる庭(にわ)廣(ひろ)し。 - 五番
幾年(いくとせ)こゝ(こ)にきたへたる鐵(てつ)より堅(かた)きかひなあり。
吹(ふ)く鹽風(しおかぜ)に黑(くろ)みたるはだは赤銅(しゃくどう)さながらに。 - 六番
浪(なみ)にたゞ(だ)よう氷山(ひょうざう)も來(きた)らば來(きた)れ恐(おそ)れんや。
海(うみ)まき上(あ)ぐるたつまきも起(おこ)らば起(おこ)れ驚(おどろ)かじ。 - 七番
いで大船(おおぶね)を乘(のり)出(だ)して我(われ)は拾(ひろ)はん海(うみ)の富(とみ)。
いで軍艦(ぐんかん)に乘(のり)組(く)みて我(われ)は護(まも)らん海(うみ)の國(くに)。
歌詞も古漢字など意味調べてみましたが味がありますねえ。美しい日本語ですが読めない書けないのないない状態でした(笑)
次回からメロディーの採譜に挑戦します。Wikipediaに原曲の楽譜がありますがリズムの答え合わせに使うまであえて見ないで挑戦します。
もちろんわれは海の子の原曲楽譜もコード付きで掲載されています!日本人のソウル歌の楽譜が全曲コード付きで満載のハンディー本です。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。