アイドル在籍5年未満の卒業はその後もぱっとしない印象(データ裏付け無しの私感ですが)
アイドル活動は短い、でも最低限でも5年間は我慢して続けてみる価値があるのではないだろうか。
というのも48グループメンバーの卒業報告をみて「いや早いだろ!もう少し我慢すべき」と感じたあるメンバーの在籍年数を調べたら5年未満で卒業しているケースが多い印象を受けたんです。
逆に現在5年以上在籍している現役メンバーならいつ卒業発表しても本当にアイドル活動はやりつくして悔いは無いとのコメントも心から共感できる私です。
それに5年以上在籍した卒業メンバーは大ブレークではないですがしぶとく芸能活動で仕事は貰えている印象があります。(例外多数あると思います)
よくことわざの「石の上にも三年」が仕事や趣味事などに挙がりますが平均寿命が飛躍的に伸びた現在では3年は短いのかもしれません。
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
上記のようなことをアイドルさんの卒業報告を耳にするたびにぼんやり考えていたのですがこの「3年ではなく5年がんばって出処進退(しゅっしょしんたい)を判断する」はあの萩本欽一さんも同様の趣旨をあるインタビューで述べています。
官職や地位にとどまっていることと、辞めて退くこと。身のふり方や身の処し方。
この萩本欽一氏のインタビューはアイドルや芸能活動に限らず我々一般人にも役立つ考え方がたくさん載っていました。
ですので今の仕事に疑問や嫌気、飽きなどを感じる方で萩本氏の記事をご覧になった事ない方は是非読んでみてはいかがでしょうか(勿論無料で登録等すぐ全文読めます)
萩本欽一インタビュー「ボクは30代は『頭』、40代は『目』で頑張った」- PRESIDENT 2016年8月15日号より
以下は私が上記ご紹介のインタビューで特に印象に残った事を引用してタコな能書きを書いています。
あまり役立たないかもしれないので以下はスルーで結構です(ほんとは読んで欲しい)( ;∀;)
自分はダメだと自覚し、努力した
ロケなどで「名人」とか「名工」と呼ばれる人に会います。包丁を作る職人さんに聞いてみると、「小さい頃から好きで仕事に就いた」という人はいなくて、仕方なく家業を継いだという。だけど、努力して超一流になり「うん、やって良かったよ」と笑いながら話してくれます。
上記の件は基本的に幼いころからアイドルになりたくてアイドルになった方が多いと思いますのでアイドルさんにはあまり関係ないかもしれませんが私の経験でもやはり最初は嫌でしょうがなかった仕事が嫌々続けていくうちに楽にできるようになると俄然その仕事が好きになったという経験があります(笑)
逆に今まで好きだった仕事や趣味などが嫌いになった時は考え時なのかもしれませんね。
我慢こそが運を呼び込む
演出の先生からは「欽坊、おまえはリズム感なさすぎ」とダメ出しをされて、とうとう舞台からはずされました。
そこで独習しかないと、ボクはまず一歩下がりました。さらにダンスではなく、まずリズムを身体に覚え込ませようと、ジャズドラムの教本とスティックを買ってきて練習したの。これで二歩下がったことになるでしょう。
なるほどこれよくわかります。私も採譜やピアノ演奏などでもよく考えれば萩本氏のアプローチ同様に簡単すぎる事(二歩下がったところから頑張る)から始めて本当に少しづつですが自分が夢にみていた耳コピで採譜したりピアノ演奏したりする事が(とんでもなくタコで拙いですが)できるようになりました。
実際夢と現時点での自分の力量の低さに絶望する場合もあるけどそんな時こそ二歩下がった基本からやってみるのが良いのですね。
もちろん辛いですよ。だけど、修業時代なんだから、じっと我慢するしかない。そんなとき、ボクは「石の上にも5年」と考えて耐えました。なぜって、我慢こそが「運」を呼び込むからです。
正直上記の事は若い方には一番苦痛な事だと思います。例えばよくあるブラック企業で理不尽な要求にこたえて心身を壊すことなど決してあってはなりません。
このあたりの単なる「ブラック仕事」なのか「将来の栄光への投資」なのかを見分けるのは非常に難しいことだと思います。
少なくともやって自分が心から楽しい事以外では心身の限界近くまで我慢すべきでないと私は考えます。
最後に萩本氏の人生においてすべき事3か条がありましたので下記に記載したいと思います。上記リンク先にはそれぞれ詳し補足も明記されていますのでオリジナル記事を是非お読みください。
萩本欽一さんに学ぶ人生においてすべきこと3カ条
- 1歩でなく2歩下がって努力する
- 「石の上にも3年ではなく5年」と心得る
- 老いて「老人」とは思わず、「年寄り」に徹する
上記3条についてはこれだけでは理解できなかったですが以下引用のような事なのですね。初老の自分には何よりも勇気を貰いました!
ボクは老人にはなりません。やっぱり年寄りです。だって、こっちは「年が寄って」きたら、身をかわせばいいから。それでボクはいま大学に通っているわけです。80代になっても、90代になっても、生きている限り挑戦は続けますよ。チャレンジのない人生なんて、全然面白くないからね。
というように今一番嫌われるので書いてはいけない「くそジジイの独りよがり説教」系記事になってしました。
どうもすいません。
個人的な願望で恐縮ですがHKT48メンバーには5年未満の卒業はよほどの事情が無ければ踏みとどまって欲しいです。(メンバーの卒業はいつでも悲しくて嫌だけど)
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。