NGT48山口真帆さんへの男性ファン2名暴行容疑事件の教訓と対策を考えてみました
一般男性ファン2名によるNGT山口真帆(やまぐちまほ)さんへの暴行容疑について
山口さんご自身や家族の方の心労や恐怖、怒りはいかばかりか計り知れません。
握手会はおろかCD一枚買った事がないタコなアイドルファンですが本事件において思うところと再発防止についての考えを下記に書いてみます。
この事件についてはヤフートップに掲載されたぐらいのインパクトですのでアイドルファンでは無い方もご存知かと思いますが確認のため下記引用記事参照ください。
新潟のアイドルグループ「NGT48」のメンバー、山口真帆さん(23)の自宅に押しかけ、顔をつかむなどの暴行をした疑いがあるとして、新潟県警が昨年12月に男2人を逮捕していたことがわかった。2人は「話が…………..
一番重要な事は二度と同じような事件を発生させない事と山口さんらメンバーケアーの2点
本日未明ごろからツイッター上でかなり問題になりファンの間でもNG48運営側や山口さんの自宅住所を漏らしたと推測されるメンバーへの批判コメントが殺到していました。
主な批判対象は以下3点だと見受けられます。
- 暴行容疑の2名の男性
- NGT運営(今村悦朗現劇場支配人)
- 個人情報を漏らしたメンバー
今村 悦朗(いまむら えつろう、1959年10月26日[2] – )は、NGT48劇場支配人(初代)、元SKE48劇場支配人(第3代)。鹿児島県出水市出身[3]。AKS所属。
私もファンなので気持ちは理解できますが批判コメントは主に運営側(今村氏)と個人情報を漏洩させたメンバー(推測ベース)へ集中してるように感じました。
ただ既に起きてしまった事件ですので不毛な運営サイドへの罵倒や漏洩疑惑メンバーを確かな根拠なしで非難する行為は抑えて今後の対応や事故防止対策を検討する事が急務ではないでしょか。
どなたでも思いつく事だと思いますが下記に今後運営サイドが取るべき行動案を明記したいと思います。
同様事件発生予防案について
今回被害にあった山口さんは青森県から新潟県に引っ越しして恐らくメンバーが住んでいる寮で一人暮らししていたと思われます。
事件の起きた住居がどの程度セキュリティー対策されていたかは把握できませんが握手会等で普段から一般ファンと接触が多いアイドルは少なくとも有名芸能人に相応しいセキュリティー対策が施された住居に住まわせるべきだと考えます。
学生寮じゃあるまいしと思われるかもしれませんが複数の女性スタッフが同じマンションなりアパートなりで住んでいて助けを求めやすい住環境にする事もかなり効果がある対策だと思います。(スタッフには家賃補助等福利厚生メリットを与える)
この辺りはSKE48の地方出身メンバーが暮らしている俗称「SKEハウス」的なメンバー同士が家族のように暮らしている方式も参考にすべきと思われます。
ALSOKなどの有名な警備会社との協業で女性アイドルに特化した24時間365日の警備サービス開発を行ってみてはどうでしょうか。
NGT48が所属する運営会社のAKSでは退職した警察官などからなる自前の警備体制を使って握手会などで警備活動しているようですが握手会などの仕事以外のメンバー警備ができていないように思えます。
そこで握手会などの業務を離れたメンバーを警備する(プライバシーに配慮した体制で)包括的なアイドル警備システムを警備会社と共同で進めていく事などはいかがでしょうか。
もしも私が女性アイドルで心身両面でいつでも助けを求める事ができる女性警備員さんがいてくれたらとてつもなく心強いと思うのですが。
本事件が起きる前にこのような警備体制が取れていれば事前に危ない兆候を捉えられていたでしょうし事件が起きる前に警告や転居等安全対策が取られていたでしょう。
この警備システムがうまく回るようになれば他のアイドルさんや女性芸能人さんにも使ってもらえる警備サービスになるでしょうし警備会社にしたら名声と利益を生む素晴らしい新サービスになるのでは。
既に行っていると思いますがメンバーにファンとの適切な距離感の保ち方を具体的に教育する必要があると思います。
ただ単にこれをしちゃいけない、だめだと説明ではなく「なぜ」それが行けない行為なのか、そしてその行動の「結果」を丁寧に着実に理解できるように教育啓蒙が更に必要になると強く思います。
2019年1月10日追記:即効性のある対策としては下記のような大人用防犯ブザーを外出時にメンバーに常に携帯させる事が必要と思われます
下記のような防犯器具は常日頃から消化器のように防犯訓練などで実際に鳴らしてみる訓練実施が必須です
まとめると
- 最高限度のセキュリティーを備えた住居をメンバー提供する
- 複数の女性スタッフをメンバーと同じ住居に住んでもらう
- 包括的女性アイドル特化型24時間警備サービス開発して実行する
- メンバー及びスタッフが危険について「なぜ」と「結果」を着実に理解できるようなセキュリティー教育実施
- 実際のケースを想定した防犯訓練を定期的に実施する(外出時の防犯ブザー携帯義務化)
山口さんらメンバーケアー対応策について
まずは山口さん本人の現状健康状態を把握してPTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断および治療が最優先でしょう。
自宅前で若い2名の男性にいきなりはなしかけらたら屈強な男でもかなり警戒や恐怖を抱く事は普通にありえます。
自分なら大丈夫だと考えるのではなく最悪の自体を想定しておいて速やかに対策を実施する事が必要になるでしょう。
そして、本件は2014年5月に発生した「AKB48握手会傷害事件」に勝るとも劣らない重大な事件です。
ですので山口さん本人とそれ以外のメンバー(48グループ全体)及びそのご家族への説明会実施が必要になると思います。
こんな痛ましい事件が起きて大事な娘を48グループ所属したくなる保護者の方はいると思いますか?
握手会障害事件のときと同様の説明会実施が必須です。
運営サイドでは会見もしくはコメントを出すか検討中との事ですが事件の概要やファクトを収集できしだい隠しだしせずに速やかに会見を開くべきです。
山口さん本人も運営サイドの対応(もみ消し疑惑)に大きな不信感と不安を抱いているでしょうし他のメンバーも運営の真摯な対応を目撃する事で今後への希望を抱けるでしょう。
NGT48劇場支配人を女性に任せてみる事も効果がある気がします。
現今村劇場支配人氏に本件の責任があるかは判断しかねますが今回のような大きな事件が起きた後では現状のままではファンやメンバー、メンバーのご家族の気持ちは収まらないでしょう。
やはり上層部人事を刷新して新しい健全な体制を内外にアピールする必要があります。
実現性は低いと思いますが柏木由紀(かしわぎゆき)さんがもう少しNGTでの活動をメンバーとともにする事もメンバーの心理面で効果があるのではないでしょうか。
こんな時こそ経験豊富な柏木さんがどっしりと構えてくれればメンバーは安心するのではないでしょうか。
まとめると
- 山口さんは勿論メンバーへのメンタルー治療もしくはカウセリングの速やかな実施
- 48グループメンバー及び家族への本件説明会を実施する
- 運営サイドの記者会見実施
- NGT劇場支配人を女性スタッフに任せる
- 柏木由紀さんのリーダーシップ発揮
最後に
私が2018年5月に書いた拙記事ですが
48グループで率先してアイドルメンタルーヘルス対策を行って業界のモデルケースとなるべき
秋元康氏はAKB48を「芸能界の学校」だと標榜(ひょうぼう)していたと記憶しています。
それならば絶対に第三者機関のメンタルヘルス相談窓口を設置すべきと強く思います。
もしも私がメンタルヘルス相談室と仮に名付けた組織を設置するとしたら下記のよう仕様・機能を設けたい。
- 運営、メンバー家族との利害関係なしの第三者機関による独立した運営体制
- メンバー対応カウンセラーは絶対に女性に限定
- メンバー及び運営スタッフへの定期的なメンタルヘルス研修制度の実行
- 当然のことであるが守秘義務契約の締結
上記のような体制構築が必要になると思います。
また今回の事件に限らず今後も以下ような事件発生を想定して対策と予防処置を実行していく事が強く求められます。
48グループで今後想定すべきインシデントについて
私は全くの素人でこんな事を書くべき資格も力量も備えていませんがない頭を絞って検討してみましたので宜しければご参考下さい。
- 自死
- LGBT告白
- 犯罪行為
- パワハラ・セクハラ
- グループ内イジメ恐喝
とにかく山口真帆さんと48グループメンバー、そして全ての女性アイドルさん達が幸せに楽しくアイドル活動できる事を心より願っています。
本当に怖かったですよねえ、だから今後もどうか気をつけて行動してください。
そして助けが必要ならあれこれ考えずにご家族もしくは警察等に絶対に相談してくださいね。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。