先ずはプロレスラーの安全面向上のみを目的として早急にプロレス統一コミッションを設立すべきでは
本日それはそれは悲しいニュースをしりました。
高山善廣は頸髄完全損傷「回復の見込みなし」親友の鈴木みのる涙 – 2017年9月4日デイリースポーツオンライン記事より
試合中に首に大けがを負い長期欠場中のプロレスラー高山善廣(50)=高山堂=の現状についての会見が4日、都内の後楽園ホール展示会場で行われ、頸髄(ずい)完全損傷で回復の見込みはないと診断されたことが発表された。
高山は5月4日のDDT大阪・豊中大会で………………………….
試合中に怪我をしていた事は知っていましがまさかここまで酷い事態だったとはと言葉になりません。
記事によれば肩から下の感覚がもどってない状態で改善の見込みが厳しいらしいとの事。
また有吉AKB共和国やNOGIBINGOなどにも登場したのでプロレス格闘技ファン以外の方も高山氏を知ってる人も多いかも知れせん。
現在プロレス団体DDTを中心に氏の治療費などの支援を目的とした募金を設立して各方面から支援などの声が上がっているようで心から高山氏の回復を祈りたいと思います。
高山善廣オフィシャルブログ Powered by Amrba⇒https://ameblo.jp/takayama-do/entry-12306729959.html
今度こそプロレス統一コミッション設立するべきではないでしょうか
2009年の三沢光晴氏の試合中の怪我での死亡事故が発生した際に今後の事故防止やプロレスラーの保護などを目的としたプロレスコミッション団体の設立の機運が盛り上がりました。
ボクシングのコミッションをお手本に馳浩氏や武藤敬司氏が音頭を取ってかなり実現に近づいたと私も思いましたがほどなくしてその機運はぱったりと止んでしまいました。
“幻の統一コミッション”はなぜ失敗したのか?=kamipro発
中村祥之GPWA初代事務局長が激白!
kamipro
2009年7月23日(木) 14:16三沢光晴さんの死をきっかけに、元プロレスラーの馳浩氏が音頭をとるかたちで、全日本、新日本、ノアが中心になってプロレス統一コミッションの設立に向け動き出した。あれ? プロレス統一コミッションといえば数年前も同じような話題が出ていたような気もするが……。あ、GPWAだ! というわけで幻に終わった(?)GPWA構想を初代事務局長に直撃!
──今日はGWPA…
また上記記事中のGWPA(グローバル・レスリング連盟)の設立は三沢光晴氏の事故よりも先の2006年9月12日に設立されているのですが(下記Wikipediaご参照)三沢さん自身が初代会長に就任していたこと初めて知りました。
なんとも不運な事か。
2000年代のプロレス界は、低迷するプロレス人気に反比例してプロレス団体が乱立しており、そのために興行が同一エリア、同一日時でバッティングすることも多かった。それゆえ、プロレス界全体を取りまとめる協会的な組織の必要性が長らく叫ばれていた。
また、かつては日本プロレスが存在していたのだが、そこから新日本プロレスと全日本プロレスに分裂して以降、ジャイアント馬場、アントニオ猪木の意向の違いなどから、両団体の交流は殆ど行われてこなかった(第3のプロレス団体「国際プロレス」は両プロレス団体と交流していたが1981年に崩壊している)。
このことから2006年8月、プロレスリングZERO1-MAX(現:プロレスリングZERO1)を運営するファースト・オン・ステージの中村祥之代表取締役が、友好関係にあるプロレスリング・ノアの仲田龍取締役兼渉外部長に相談。対してノは「海外戦略などは独自に行おうと思っていたが、プランとして重複する部分があるので、一緒にやろうと思った」とコメントして統一機構設立への機運が一気に高まった(尚、プランを考案した中村は「不要な争いを排除して協力できる部分は協力していきたい。それがプロレスの発展になる。3月から各プロレス団体と交渉してきた」と述べている)。
こうして9月12日、グローバル・レスリング連盟(以下「GPWA」)は正式に発足。会長には三沢光晴プロレスリング・ノア代表取締役社長が就き、事務局長はファーストオンステージ代表取締役の中村が務めることとなった。また理事は各加盟団体の所属選手の持ち回りとなり、活動資金は加盟団体から出資するわけではなく、GPWA独自で興行などを開き、その利益をプールする形となった。
上記Wikipediaによれば現在のGWPAは活動休止状態のようで実質的活動は停止されているようです。
興行面や選手ライセンス関係は先送りにして選手の安全面向上を第一目的とした団体をできるだけ早急に設立すべき
最近記憶にある限りでもヨシタツ選手、本間朋晃(ほんまともあき)選手、柴田勝頼(しばたかつより)選手などの大怪我も発生しています。
ついこないだ行われたG1 CLIMAXでも硬いエプロンサイドやコンクリート床などに頭部を打ち付ける技の応酬が繰り広げられていました。
私もその試合はハラハラしながらも感動して夢中でテレビを見ていたのですがところどころ不意に過去の選手の事故が浮かんでしまいました。
このあたりはアメリカのというより世界最大のプロレス団体のWWEではそうとう安全面に配慮して選手が繰り出す技は日本と比較してソフトになっています。
もちろん一気にWWE並みに技をマイルドにする必要はないと思いますが最近の新日本の試合内容はやはり行き過ぎの感をどうしても感じてしまいます。
うまく言葉にできないのですが日本のプロレスならではの細かい配慮が行き届いた安全性が高くて見栄えするプロレス技を日本のプロレス界なら作り出すことが可能な気がするのは私の考えが浅いのでしょうか。
ちょっといつもに増してまとまりが無い乱文雑文を書いてしまいました。
最後に私も記事の内容に賛同できたデイリースポーツオンラインの2017年6月13日の記事を紹介して当拙記事を締めたいと思います。
記事中の写真に高山善廣選手が三沢光晴氏の葬儀に参加した際の写真が掲載されています。なんとも切ないです。
あれから8年…故三沢光晴さんの悲劇は今に生かされているのか – デイリースポーツオンライン2017年6月13日記事へ
それで今、どうなってるの?
三沢さんの事故から8年。蝶野の個人での活動が目立つくらいで、大きく報じられた「プロレス統一コミッション」はうやむやのままです。8年前の事故の直後、多くの人が「悲劇を繰り返さないために」と動いたはずですが…。あの時の決意は、いったいどこへいってしまったのでしょうか?くしくもここ最近、プロレス界では大きな怪我が立て続けに起こっています。また大きな悲劇が起こってからでは遅いのです。三沢さんの事故を風化させず、もう二度とあのような悲劇が起こらないよう、プロレス界全体が協力し、本格的な対策に乗り出すことを願ってやみません。
https://www.daily.co.jp/ring/matome/2017/06/13/m_0000184.shtml?pg=3
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。