アイドルが包丁で大怪我する前に絶対に知っておくべき包丁の正しい使い方周知徹底のお願い
アイドルの料理企画で包丁を使うなら製作者様にお願いしたいことについて
先日放送されたテレビ東京「けやき推し」3分リレークッキング!好企画でとても楽しく視聴しました。
しかしながら1点だけ不慮の事故(怪我)が起きた可能性があったためテレビ東京さん及び制作会社KMAX(ケイマックス)さんに改善策をお願いした思いで本記事を書かせて頂きます。(泡沫サイト記事なので関係者に届くとは思えませんが)
誠に僭越ですが今後の番組制作で取り上げて頂きたい事を以下に書きましたので参考にして貰えればと存じます。
「けやき推し」伝説的なドタバタ料理企画で最高に面白かったけれど
今回視聴した「けやき推し」リレークッキング企画とはくじで選んだ料理をメンバーが3分交代で調理していく企画です。
当然料理が得意なメンバーと全く未経験のメンバーも含まれています。
また今回の料理企画は食材の下ごしらえはなされておらず野菜の皮むきから行わないといけない設定でした。
私は毎日自炊していて結構長い料理経験者ですが料理が得意と目されたメンバーも私の視点では正直なところ経験と技能は未熟と感じました。
昔同じ制作会社の「乃木坂ってどこ」の料理企画で生田絵梨花(いくたえりか)さんが電磁調理器の円盤状の台にそのまま卵を落として卵焼きを作ろうと試みた伝説のシーンに匹敵する酷い料理シーンもありました。
番組前後編すべて視聴しましたが確かに酷い料理でしたが全体的に食材を無造作に捨てる等のシーンはなくあまり問題となる企画は無かった印象です。
楽しい料理企画だからこそ絶対に知って欲しい包丁についての正しい知識について
伝説的な酷さの料理もあり、とても面白かったこの企画でしたが1点だけ大怪我が起きてもおかしくないシーンがありました。
あるメンバーが人参を切るシーンです。(下記画像参照)
画像のように食材を左手でもつ形がとても危なかったです。
また、人参が丸いままなので安定しないので切断中に左手の指が巻き込まれて切ってしまう可能性もあり更に危険度が高まりました。
他の殆どのメンバーは左手を猫の手みたいに巻き込まれないようにしていたのがせめてもの救いでした。
乃木どこか乃木中の料理企画でこの猫の手にしないと料理中のメンバーに元乃木坂46の生駒里奈さんが声をかけていたシーンをふと思い出しました(;_;)
私自身の経験でも包丁の切り方・扱い方を学校などで教わってないのですがもしかすると義務教育中に包丁の切り方は教わらないのでしょうか。
食材を押さえる際に「猫の手」のようにする事は怪我を防ぐ為にとても重要です。
また、包丁を上手に使う為に「猫の手」と同じぐらい重要な事があまり認識されていないように思います。
それは包丁は上から押すのではなく前後に動かして切断するようにできているという事実です。
殆どの方は大木を切断する斧のように上から強い力で衝撃を与える事で食材が切断されると勘違いしているように思えます。
確かに上から強い圧力を加えれば切断しやすい場合もありますが千切りや刺し身を作る場合は上から圧力を加えて切断すると食材を痛めてかえって味を損ねるし全然スムーズに切れません。
例えるならノコギリを斧のような使い方で大木を切断しているようなものです。
下記画像を御覧ください。
包丁の刃先を拡大すると上記画像のようにギザギザのまるでノコギリのような形状をしている事が確認できます。
よく切れ味の落ちた包丁を研ぐと切れ味が回復するのはノコギリのようなギザギザを再び回復するからなんです。
新品のころの包丁はギザギザがついているのですが何度も使っていく内にギザギザが消耗して前後にスライドしても切れにくくなっていくんです。
この包丁の刃先形状を理解すればなぜ包丁を前後に動かして切る事が重要か理解できると思います。
料理などで包丁を使う際は是非この点を知っておいて欲しいです。
最後に
くだくだと駄文書いてきましたが本記事が訴えたいポイントは以下のような事です。
- 包丁は前後にスライドさせて切るように製造されている事
- 食材を抑える手は「猫の手」のようにして誤って手を切らないように注意する事
- 料理企画で包丁を使う場合専門家による包丁切り方講習を企画実施前に必ずアイドルに受講させる事
- 包丁の切り方の誤解を解く為に番組視聴者向けに正しい切り方を説明する企画を加える事
私は特に包丁や料理の専門家ではありません。
もしも不適切な内容等ありましたら是非ご教授くだされば幸いです。
アイドルさんに怪我など起きませんように心から願っております。
↓私も使ってますが包丁研ぐならスーパートゲールはむちゃ良いですよ!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。