昨日の曲名当てクイズ正解発表と1871年創設最古メジャーリーグ球団ボストン・レッドストッキングス時代の本拠地球場(現アトランタ・ブレーブス)
昨日の曲名当てクイズ「曲名当てクイズ(音程なしのリズムだけでなんの曲か当ててください)」の正解を発表します。
昨日のリズムのみで曲名当てクイズ(26秒MP3形式)
よほどの若い方でない限りは正解されたのではないでしょうか。正解は卒業式の定番歌唱曲(最近は違うらしい)の仰げば尊しですね。
『仰げば尊し』(あおげばとうとし/あふげばたふとし)は、1884年(明治17年)に発表された唱歌。卒業生が教師に感謝し学校生活を振り返る内容の歌で、特に明治から昭和にかけては学校の卒業式で広く歌われ親しまれてきた。ニ長調または変ホ長調が多い。8分の6拍子で、編曲されたものが何種類か存在する。 2007年(平成19年)に「日本の歌百選」の1曲に選ばれた。
下記に楽譜イメージと音程を加えた動画を埋め込みました。上記のとおり8分の6拍子の曲ですので拍(ビート)を1小節毎に「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス」か「イチ・ニイ・サン・ニイ・ニイ・サン」等しっくりくるカウント方式で拍を感じてからリズムを捉えると理解しやすいと思います。
例えが適切か分かりかねますが1小節内に3拍子のリズムが二つ存在するイメージでしょうか。「タンタンタン・タンタンタン」で一小節分。
私は今回の記事を書くまで8分の6拍子の楽譜をなんか難しそうで敬遠していましたがいざやってみると予想したより全然難しくなかったです。
話は少し変わりますがこの仰げば尊しは台湾でも卒業式で広く歌われているそうです。(下記Wikipediaより)
また、台湾では現在も卒業式の「定番曲」として『仰げば尊し』が広く使用されており、映画『冬冬の夏休み』では冒頭からこの曲が使われている。台湾には日本統治時代に伝わり、終戦以降も引き続き中国語の歌詞によって使用されている。歌詞は「中華文化高揚」というような民族的・政治的な色彩を加えているものの、日本語の歌詞の影響下で作られたものであり、その歌詞においても関連性が認められる。
それとこの曲はつい最近まで原曲の作詞作曲家がどこの国の誰なのか謎だったそうです。漠然と昔の日本人が作ったのかなと考えていたのですが実際は違うようです。
「仰げば尊し」を巡っては、研究者の間でも長いあいだ作者不詳の謎の曲とされてきた。これまで作曲者については、作者不詳のスコットランド民謡説や伊沢修二説などがあったが、いずれも決定的な証拠がなかった。 しかし2011年1月に一橋大学の桜井雅人名誉教授が、「Song for the Close of School」[2]という楽曲が、1871年に米国で出版された楽譜『The Song Echo: A Collection of Copyright Songs, Duets, Trios, and Sacred Pieces, Suitable for Public Schools, Juvenile Classes, Seminaries, and the Home Circle.』[3][4]に収録されていることを突き止めた。
1871年っていったら約146年前!明治3から4年です。明治維新から4年後ぐらいに作られた曲なんですねえ。
原曲英語歌詞や楽譜、演奏音声など聴ける仰げば尊し-Wikipediaの内容面白いですよ。
仰げば尊しのような馴染みある曲の楽譜などが満載された愛用中のハンディ楽譜を紹介します。JASRACのマークがついてるかついてないかで著作権フリーかどうかわかるのがすごい便利です。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。