赤とんぼの山田耕筰作曲「燃ゆる大空」が良い曲なので採譜コード付挑戦してみます第0回

軍歌「燃ゆる大空」について

あるフォロワーさんより教えてもらった「燃ゆる大空」があの有名な山田耕筰氏作曲の軍歌で聴いてみたら軽快で素晴らしい曲なので採譜コード付に取り掛かろうと思います。

いい曲だけあってこれまで私が採譜コード付してきた童謡唱歌よりかなり難易度が高いと思いますので本記事は実際に採譜に取り掛かる前に本曲について事前に調べた事を書いていきます。

山田耕筰氏が軍歌を作曲していた事初めて知りました

結構いい年して全く知らなかったのですが山田耕筰氏は結構軍歌も作曲してきたのですね。

山田 耕筰(やまだ こうさく、Kósçak Yamada、1886年(明治19年)6月9日 – 1965年(昭和40年)12月29日)は、日本の作曲家、指揮者。山田 耕作としても知られる。

日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残した。日本初の管弦楽団を造るなど日本において西洋音楽の普及に努めた。また、ニューヨークのカーネギー・ホールで自作の管弦楽曲を演奏、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等を指揮するなど国際的にも活動、欧米でも名前を知られた最初の日本人音楽家でもある。軍歌の作曲も….

軍歌・戦時歌謡[編集]
杭州小唄
英霊讃歌
燃ゆる大空
のぼる朝日に照る月に
翼の凱歌
壮烈特別攻撃隊
陸軍落下傘部隊の歌
米英撃滅の歌
アッツ島決戦勇士顕彰国民歌
サイパン殉国の歌
曙に立つ
小国民決意の歌
なんだ空襲

山田耕筰 – Wikipediaより

「燃ゆる大空」は映画主題歌だった

本曲は軍歌であり曲名と同じ名前の映画主題歌だったそうです。

『燃ゆる大空』(もゆるおおぞら)は、1940年(昭和15年)公開の日本映画、および同作の主題歌(軍歌)。

概要[編集]
大日本帝国陸軍の航空部隊(陸軍航空部隊)の支那事変(日中戦争)での活躍ならびに、戦闘機・爆撃機の操縦者(空中勤務者)として活躍する、陸軍少年飛行兵出身の若き下士官達の戦いぶりや成長を、少飛時代の元教官であり、主人公らの所属する飛行戦隊の中隊長(飛行中隊長)として赴任してきた将校との交流を絡め描いた戦争映画。

あらすじ[編集]
熊谷陸軍飛行学校の教官・山本は元気な生徒達に毎日厳しい訓練を施し、次々に一人前の操縦者として巣立たせていった。その2年後の…………..

主題歌[編集]
作詞佐藤惣之助、作曲山田耕筰、編曲仁木他喜雄、歌霧島昇・藤山一郎。1940年5月日本コロムビア新譜。NHK国民歌謡にも選定され、『国民歌謡』第64集に収録された

佐藤の明るく躍動感あふれる歌詞と、ドイツの行進曲を思わせる山田の格調高い旋律が人気を集めた。映画主題歌としては、陸軍落下傘部隊を謳った『空の神兵』などと同じく軍歌(戦時歌謡)としてもヒットし、戦後も多くの音源が制作された。レコードでは混声合唱が加わり、第三番では藤山の歌声にハミングをからませて効果を上げている。映画本編では………….

燃ゆる大空 – Wikipediaより

採譜参考にする音源動画について

早速Youtubeで検索してみたら以下動画が見つかりました。

「燃ゆる大空」作詞家佐藤惣之助(さとうそうのすけ)について

本曲の事を全く知らなかった事と同様に作詞をした佐藤惣之助氏についても初めて知る事ができました。

ところで上記の動画で本曲を聴いてなにか感じが似ている曲が浮かびませんでしたか?

私は最初聴いた時にアメリカのマーチング・バンド曲のイメージがまっさきに浮かびました。

それと聴き込むにつれてなにか懐かしい感じがしたのですがその理由が佐藤氏の作詞したある曲を知ってとても腑に落ちました。

恐らくご存知の方も多いのでしょうがなんと阪神タイガースのソウル曲とも言えるあの「六甲おろし」の作詞をされていたのですね!

そう言われればどことなく似ている気がします。

佐藤 惣之助(さとう そうのすけ、1890年12月3日 – 1942年5月15日)は、日本の詩人、作詞家。神奈川県川崎市出身。

経歴[編集]
佐藤慶次郎・うめ夫妻の二男として出生。佐藤家は川崎宿(現川崎市)砂子の本陣を預かる家柄であった。佐藤紅緑に師事し俳句を学び、1916年(大正5年)に最初の詩集である『正義の兜』を出版。翌年には、第2詩集である『狂へる歌』を出版。1933年(昭和8年)1月、妻の花枝が死去。同年、詩人萩原朔太郎の妹、萩原愛子(萩原アイ)と再婚。作曲家、古賀政男と………….

代表曲[編集]
『大阪音頭』(昭和8年10月)[佐々紅華作曲、歌:藤本二三吉]
『赤城の子守唄』(昭和9年2月)[竹岡信幸作曲、歌:東海林太郎]
『月形半平太の唄』(昭和9年2月)[近藤政二郎作曲、歌:東海林太郎]
『旅は鼻唄』(昭和9年12月)[大村能章作曲、歌:東海林太郎]
『白い椿の唄』(昭和10年1月)[古賀政男作曲、歌:楠木繁夫]
『むらさき小唄』(昭和10年5月)[阿部武雄作曲、歌:東海林太郎]
『緑の地平線』(昭和10年10月)[古賀政男作曲、歌:楠木繁夫]
『ゆかりの唄』(昭和10年10月)[古賀政男作曲、歌:ディック・ミネ]
『白衣の佳人』(昭和10年11月)[古賀政男作曲、歌:ディック・ミネ]
『大阪タイガースの歌(現:阪神タイガースの歌、通称:六甲颪)』(昭和11年3月)[作曲:古関裕而]
『お夏清十郎』(昭和11年4月)………………..

佐藤惣之助 – Wikipediaより

佐藤惣之助氏は上記のように神奈川県出身ですが果たして阪神タイガースファンだったのでしょうか。

それと日本最古の球団歌なのですね。

下記Wikipediaがとても興味深いので是非読んでみてください。

『阪神タイガースの歌』(はんしんタイガースのうた)、通称『六甲おろし(ろっこうおろし)』は、日本プロ野球のセントラル・リーグに所属する阪神タイガースの球団歌である。作詞・佐藤惣之助、作曲・古関裕而。

1936年(昭和11年)に『大阪タイガースの歌(おおさかタイガースのうた)』の表題で発表され、1961年(昭和36年)の球団名変更とともに改題された。変イ長調またはト長調(現在ホームゲーム勝利時に流れるものは変ト長調、応援団の演奏は変イ長調)。現存する日本野球機構(NPB)12球団の球団歌において最古の楽曲である。

解説

1935年(昭和10年)末の大阪タイガース創立に合わせて作られ、翌年3月25日に甲子園ホテルで開かれたチームの激励会で初披露された。また、出席した二百人程度の関係者には、中野忠晴が歌ったレコードも配布された。このレコードのB面は『大阪タイガースの歌』と同じメロディで歌詞が違う『大阪タイガース行進曲』であった。このレコードは、製造した…………….

阪神タイガースの歌 – Wikipediaより

「燃ゆる大空」の原曲楽譜について

下記リンク先に原曲歌詞が掲載されています。

まんだらけオークションに出品されて際にキャプチャされた画像のようですのでいつまで確認できるか不明です。

燃ゆる大空 東京・全音楽譜出版社・発行 楽譜⇒https://ekizo.mandarake.co.jp/auction/item/itemInfoJa.html?index=464165

原曲キーはFメジャーで3拍目裏拍から始まるアウフタクト曲ですね。

次回採譜コード付練習に向けて

上記の原曲楽譜をコピーして採譜すれば簡単なのでしょうがそれでは練習にならない気がしてどのように取り組むか迷っています。

まずは一番大事なスムーズに歌える事ができてから原曲楽譜の利用法を決めたいと思います。

↓「燃ゆる大空」含む全73曲がアマゾンプライム会員な無料で聴き放題です!

「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

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