約118年前の幼年唱歌収録曲、「金太郎」、「花咲爺」、「兎と亀」採譜コード付練習始めます
幼年唱歌について
本記事タイトル中の3曲は全て馴染みのある童話ですがこの童話を元に子供の音楽教育に活用する為に時の明治政府肝いりで発行された教科書ですね。
それまでの文部省の音楽教科書は子供の普段使う言葉からかけ離れていた.これではなじめないので,子供の日常語で歌詞を作るべきだという主張のもとに,新に『教科対応 幼年唱歌』は尋常小学(現在の小学1年から4年に対応)が作られた. 言文一致唱歌の嚆矢のもの.これに引き続いて高等小学校生(現在の小学校5年から中学2年生に対応)対象の『教科統合 少年唱歌』全8冊も明治36年4月から明治38年10月にかけて発行された.こちらの方は,流石に…………
上記引用元サイトは他にも『荒城の月』が聖歌になったなど当サイトの記事を読まれる方はきっと気に入る素晴らしい記事がものすごいボリュームで掲載されていますので是非読んでみてください。
原文楽譜などイメージ付きで収録曲が網羅されています。(Moto Saitoh’s Home Pageさん紹介する為の記事を近々書こうと思います)
明治の作詞家の石原和三郎(いしはらわさぶろう)について
石原 和三郎(いしはら わさぶろう、慶応元年10月12日(1865年11月29日) – 大正11年(1922年)1月4日)は作詞家。
経歴[編集]
上野国勢多郡東村花輪(現・群馬県みどり市東町花輪)に、伝六の長男として生まれる。1877年(明治10年)に13歳で助手教員となり、1891年(明治24年)には群馬師範学校を卒業、郷里の花輪小学校校長に任命された。
1894年(明治27年)に「小学校歌集註解」を出版。同年11月、東京高等師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)訓導に転出。1900年(明治33年)に東京高師附属小をやめ、冨山房に入社。坪内逍遥のもとで「小学国語読本」編纂に携わった。
この年から石原作品を多くのせた「幼年唱歌」(全10冊)が順次出版され、「兎と亀」・「花咲爺」・「金太郎」が世に登場する…………
採譜コード付予定の3曲全てが馴染みのある童話ですがこの童話を元に子供の音楽教育向けに作詞作曲した偉大な先人に感謝しかありません。
次回採譜コード付練習に向けて
前の採譜コード付練習課題曲「かたつむり」でコード付にかなり手間取りシンプルな曲を舐めてかかると大変だという事を痛感しました。
今回の3曲すべては子供向け曲かもしれませんがシンプル故に本質を学べる良曲だと思いますのでとても楽しみです。
次回以降採譜開始します。
↓今回の3曲は未収録ですが楽譜学習用に最適曲がコード付きで満載です。
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。