大きな古時計の歌いだしがアウフタクト(弱拍)の4拍目から始まる事を判別する方法

アウフタクト(弱拍)を判別するにはダウンビート(強拍)の感覚を掴めばできるようになる

このサイト(ブログ)を立ち上げたばかりの2016年12月の記事で下記の記事を書きました。

大きな古時計の歌いだしがアウフタクト(弱拍)の4拍目から始まる事をどうしたら判別できるのだろうか?

この記事を書いた当時は正直「拍」についての知識も感覚も十分ではなく永遠に自分にはアウフタクト(弱拍)始まりのメロディーを判別できる事は不可能だと内心絶望していました。

でもタコな未熟者なりにシンプルな童謡唱歌を採譜コード付練習記事を書いていくうちようやくアウフタクト曲を判別して小節ごとに区切れる能力が身についたように思います。

そこで当時の私みたいにアウフタクト(弱拍)の感覚がいまいち掴めてない方へ多少でも参考になればと思い拙記事ですが本記事を公開させていただきます。

また私はだいぶ年を食ってから音楽の勉強を始めた未熟者ですので説明に過ちやわかりにくい文章ある事、あらかじめご理解いただければと存じます。

アウフタクト(弱拍)の感覚を習得する必要はそもそもあるのか?(メリットは何?)

実際のところメロディーが1拍目から始まろうが1拍目以外の拍から開始されようがあまり違いが感じられないかもしれません。

事実下記に「大きな古時計」の冒頭歌い出しメロディーを1拍目から始まる(間違い)場合の楽譜再生動画と4拍目から始まる(正しい)楽譜再生動画を比較用に作成したのですが再生されたメロディーにそんな差を感じませんでした。

「大きな古時計」正しい歌い出し楽譜再生動画(MP4形式)

「大きな古時計」正しくない歌い出し楽譜再生動画(MP4形式)

音楽的なセンスが高い耳の肥えた方なら違和感を感じたかもしれませんが私のようなタコには殆ど違いがわかりません(;_;)

では次の音源を聴いてみてください。特にどうということもないメトロノームがカチカチ鳴ってる音です。

テンポ120 0拍子

なんか眠くなってくるぐらいでこれがアウフタクト判別と関係あるのかと疑問に思うでしょうね。

では同じテンポ120で一番最初になるメトロノーム音をチャイム音にして2回目、3回目に鳴る音を通常のメトロノーム音4回目に鳴る音をチャイム音にした音源を聴いてみてください。

テンポ120 3拍子

どうですか?

ズンチャッチャ・ズンチャッチャ・ズンチャッチャ.....のワルツ(舞踏曲)のリズムでなんか体を動かしたくなりませんか?

ワルツ(英: waltz、英語発音: [wɔːlts] (ウォールツ)、仏: valse(ヴァルス)、独: Walzer(ヴァルツァー))もしくは円舞曲(えんぶきょく)とはテンポの良い淡々とした舞曲、及びそれに合わせて踊るダンスを言う(→ワルツ (ダンス) )。舞曲は3拍子が一般的である。

ワルツ – Wikipediaより

最初の0拍子のメトロノーム音を3つにくくって一つのグループにして一つ目の音をチャイム音という特別な音に変更したせいで音楽的になったんです。(つまり3拍子)

そうですこのチャイム音が「1拍目」なんです。

つまりアウフタクト(弱拍)を判別(1拍目を差別化する)すると単なる規則的な音をより音楽的にするというメリットが生まれるのです。

また機械と違って正確なテンポをキープしにくい人間が1拍目(強拍)を意識してリズムを打つことでより正確にテンポを刻めるようになるんです。

人によって違うかもしれませんが私の場合は1拍目を意識して拍を刻むとより正確なテンポで刻めるのですが特に1拍目を意識しないで拍を打つとテンポがだんだんと早くなったり遅くなったりずれてきてしまいます

テンポがずれやすい人間が目印となる拍を差別化する事でより正確に拍を刻めるようになる事もメリットの一つと言えるでしょう。

あと大事なことなのですがアニソンやポップス、ジャズ及びクラッシックなど現在西洋音楽と言われる音楽はこの「強拍」と「弱拍」を意識的に区別して一定のリズムを基準としてメロディーが作成されています。(楽譜も同様のルールで作られています)

この事は楽譜を読む、書く(採譜)する為に絶対に必要なポイントです。

この一定数の拍で一つのグループに分けてメロディーを楽譜化してあるのがいわゆる楽譜なんです。

つまりアウフタクト(弱拍)を判別できる事イコールダウンビート(強拍)を判別できることなのでメリットどころか西洋音楽の土台の土台ともいうべき絶対に欠かせない事だと思います。

冒頭のメリットとは何?に対する答えはこれなくして西洋音楽は成り立たないというべき単なるメリットを超えたところにあるという事です

こまかなメリットとして上げれば、「小節に分けてメロディーを楽譜化してグループ分けが容易になる」、「楽譜を読み書きする為に絶対に必要だから」等々様々存在すると思います。

ダウンビート(強拍)の感覚を掴む事でアウフタクト(弱拍)を判別する具体例(大きな古時計を例として)

アウフタクト曲を判別するためにはある程度の法則があるのですが最初はメロディーを比較して歌い分ける事で判別する方法が手っ取り早いと思います。

まずは下記の正しい原曲のメロディーをゆっくりと拍を刻みながら(手や足で)下記の楽譜のように1拍目の音を気持ち大きめに強調してドレミで歌ってみてください。

正しい歌い出し楽譜

馴染みのあるメロディーですのでドレミで歌う事に慣れてしまえばどなたにも違和感なく気持ちよく歌えると思います。

では本来歌い出しのソを後ろにずらして1拍目から始まる楽譜を上記と同様にゆっくりと拍を打ちながら歌ってみてください。

正しくない歌い出し楽譜

どうですか?うまく歌えましたか?

例外はあるかもしれませんが歌ってみてかなり違和感が発生したのではないでしょうか。

特に歌い出しの2小節目最初の「ソ」を強調して歌うと明らかに原曲と違うメロディーの印象が強くなったと思います。

そして同じく2小節目4拍目の「レー」の音が4拍目にもかかわらず強く歌いたくてしょうがなくなりませんでしたか?

「大きな古時計」は4拍子の曲で4拍子は「強拍・弱拍・強拍・弱拍…..」で拍を刻む拍子なので本来3拍目にある「レー」の音が強制的に後ろに1拍ずらしたせいで本来「強拍」の音を「弱拍」で歌うことからどうしても違和感を感じてしまうんです

このように強拍歌い出しのケースと弱拍歌い出しの両ケースを実際に歌ってみるか演奏してみれば原曲のメロディーと比較して違和感のあるなしでトライアンドエラーを行えばアウフタクト曲かどうか判別できるようになると思います。

最初はなんのことか全くわからないかもしれませんがゆっくりと粘り強く歌い比べてみたらこれが強拍の音なのだと理解できるようになると思います。

他に強拍と弱拍を判別するために有効な手段として弱拍(アウフタクト)始まりのメロディーを知って歌える曲の楽譜のリズムを確認しながら読譜するとかなり上達すると思います。

私などこれが生じて採譜コード付練習ブログ記事を恥ずかしながら公開していますし(笑)

こんな時に役立つのが多数の馴染みある曲の楽譜が掲載されている楽譜集ですが以下の本がお薦めです。パラパラとページをめくればすぐにアウフタクト(弱拍)始まりの曲の楽譜を参考にできます。

「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

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