ピアノ教室入会検討中の男性の方へ(失敗しにくい男性向けピアノ教室の探し方)

男性がピアノ教室に入会した際に戸惑うと思われる事を私自身の体験などから書いてみたいと思います。

これからピアノ教室や個人レッスン受講を検討中の男性に少しでも役立てれば幸いです。

そもそも男性入会お断りのピアノ教室があるという事実を知っておくべき

私自身の経験ですが一番最初にこの事に気づいた際は結構傷つきましたねえ(笑)。なんか暇な中年男が女性ピアノ講師目当てでピアノ教室かよ!的な感じで映っているような気がして。

でも落ち着いて考えてみたら仮に自分の奥さんや彼女や姉や妹が成人男性を個人レッスンする際やはりすごく心配になると思うんですよ。だから男性お断りピアノ教室に当たったとしても特にこだわらずに次のピアノ教室を探す方が得策です。

このように特別な事情がある事をあらかじめ頭にいれておけば入会お断りの返答を受けたりしてもどうって事はありません。

あなたが否定されたわけではないんです

軽い被害妄想的(笑)心理状態になる可能性があります

統計を調べたわけでは無いので現在の割合はわからないのですがヤマハやカワイなどの大手ピアノ教室の成人コースを除けばピアノ教室の殆どは女性の先生が女の子の生徒を教えている教室だと思います。

仮にホームページなどに成人男性も入会可能と記載されていてもつい最近、少子化問題で新たに大人の生徒を取り込むために方針を変更したてで実際は過去に成人男性を教えた事がない教室などもあるんです。(実体験です)

このような事情でピアノ教室は想像以上に女性向けの空気が満ちていると考えておいた方が良いと思います。また、当然教室を訪れる生徒の保護者や生徒さんは殆どが女性です。

このような場合に男性が一番当惑するのは待合室などで面識のない女性とどうしても鉢合わせしてしまうケースでしょう。こういった微妙な事情を考慮していない教室が多すぎる(笑)。

例えばこちらから挨拶した場合でも相手も面食らって無視してしまったり避けられたように感じる事もあるかもしれません。

あなたのレッスン後に入った生徒さんがやけに入念に鍵盤を拭き取ってるように感じてしまうなど少し考え過ぎの軽い被害妄想の心理状態に陥ってしまう可能性がある事は事前に想定しておいた方が良いかと思います。

慣れるまではレッスンに関してかなり憂鬱な気分になる可能性があります

上記のように殆どのピアノ教室は事前に想定しているより遥かに女性の世界感に満ちていて通い始めて最初の時期はこれまでに経験したことのない心身状態になる可能性が高いです。

私自身もそうでしたが教室の空気感や人の出入りなどに慣れないうちはどうしても当惑してしまい最初は憂鬱な気持ちが強すぎてピアノを習いにいった事自体を後悔して常に退会を考える時間が多くなるでしょう。

人によって慣れるまでの期間に差はありますが私の場合は4回ぐらい通ったあとぐらいから楽になってきました。

女性は女性で不利な事がある事を知っておくべき

このようにピアノを習う際は男性が面食らってしまうケースが多いのですが逆に女性がピアノを習う際に不利な条件もあるんです。

まずは男性ピアノ講師に習う場合は当然のことながら心配する事が多いでしょう。身内ではない男性と個室に二人きりの状況は我々男が考える以上に怖い事なのだと思います。

ですので男ならば特に問題なく利用できる貸しスタジオ等での出張ピアノレッスンやジャズバーでのレッスンなどはかなり女性には敷居が高い事だと思います。

むしろジャズやポピュラージャンルならば男性の方が選択できるピアノ教室の幅は広いでしょう。

男性にお薦めのピアノ教室の探し方

このように男性がピアノを習う場合は事前に想定すべき懸案があります。そこで私がお薦めするリスクが少ないピアノ教室の探し方について書いてみます。参考になれば幸いです。

定番ですが「〇〇市 ジャズ ピアノ 男性可」等の検索ワードで調べてみる

出張制で一回ごとのレッスン可能など男性であれば選択できるピアノレッスン形態は多数あります。またネットに教室情報を掲載しているピアノ教室は以前より相当増加していますので面倒がらず粘り強く検索してみる事をお薦めします。

ピアノ教室問い合わせ時に男性生徒を教えた実績があるかを確認する

もちろん最初からあまり不躾な問い合わせはすべきではありませんがこの質問は入会前に絶対確認すべき点です。

この質問のやり取りで先生とのコミニケーションがスムーズなのかどうかも入会するかどうかの判断に活用しましょう。

実績を事前に問い合わせる事は失礼にあたりません。この質問で立腹するような講師ならば最初から人を教えるレベルには達していない事は明らかです。

男性講師主催の教室に絞って探してみる

クラッシックピアノ系ならピティナ・ピアノ教室紹介サイト→http://www.piano.or.jp/teacher/を利用すれば講師の性別や実績などを無料で検索が可能です。ピティナの仲介スタッフを介す事で直接コンタクトなしに男性入会可否や他の確認点を把握できる事がメリットのようです。仲介料は無料です。

このように男性がピアノ教室に入る場合は事前に想定しておくべき状況が存在します。あらかじめこのような事態を想定しておきより楽しいピアノライフを過ごせることを心から念願しています。

2018年2月25日追記:以下の項目を追記しました。お役に立てば良いのですが。

ピアノ教室入会にこだわらず楽譜を読めるようになってからピアノ教室へ通う方が金銭的にも心理面でも有利だと思います

私も今になって思うのですが楽譜もリズムも音程も全く分からない状態でピアノを購入していきなりピアノ教室に入会したのは今思えば軽率でした。

案の定かなりのカルチャーショックで一時期はピアノどころか音楽などやりたくない気持ちになるまで追い込まれましたから(笑)

私の経験から楽譜が読めるようになるとピアノ演奏に限らず劇的に音楽学習に対して自信とやる気が大幅にアップしますよ

私が友人や家族などにピアノやウクレレを弾けるようになりたいと質問されるときには下記の書籍とポータブルキーボードの購入してからの独学を勧めています

宜しければ参考になさってください。

両方ともに私以外の方も高評価の商品で音楽入門には最適なコンビでコスパが優れていると思います。(合計金額も約4千6百円程度で収まります)

またキーボードの方はつぶしが効きますのでもしも音楽に飽きたとか無理っぽい事がわかって知人などにプレゼントする場合に備えてキーボードの箱や包装などはキープしておいて下さい。(お子様のプレゼントに喜ばれると思います)

↓現状で一番初心者に分かりやすい楽譜入門書(無料試し読みページ数が凄いです)

↓乾電池で長時間演奏可能(私の音楽人生を変えてくれた愛機です)

「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

ピアノ教室入会検討中の男性の方へ(失敗しにくい男性向けピアノ教室の探し方)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 幸せ猫 より:

    私は自宅でピアノ教室をしていますが、
    私自身が女性なので、やはり、男性と
    密室で二人きりというのは、抵抗が
    あります。別に男性が嫌いなわけでは
    ないのですが、接し方に注意が必要だと
    思います。男性の生徒さんにとっては
    大変かと思います。男性ともすぐ仲良く
    なれる女性の先生もいらっしゃいますから
    諦めず、教室をあたってみて頂きたいです。

    1. こへい より:

      幸せ猫様

      コメント頂きありがとうございました。

      お気持ちよくわかります。

      転ばぬ先の杖でお互いに注意して思わぬ事態にならないようレッスン中家族などの存在を匂わせる事や
      防犯ブザーなど物理的な抑止力的セキュリティー機器なども決して大げさな対策ではないと思います。

      また我々男性側でも女性の立場や気持ちを考えておくべきかと思います。

      なにかご意見やご指摘などありましたら是非ご教授くだされば幸いです。

      ピアノ教室のご発展を願っております。

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