ひらがな「こいのぼり」も良い曲だけど漢字「鯉のぼり」も実に良い曲なことを初めて知りました
こないだたまたま通りがかった幼稚園から子供たちが「こいのぼり」を歌う可愛い歌声を耳にして危うく涙がこぼれそうになったタコな私です(笑)
シンプルだけど素晴らしいメロディーと歌詞だなあと感心したのですが同じこいのぼりでも鯉のぼりという別な曲が存在するのですね。
「鯉のぼり」のほうは1913年(大正2年)が初出で4拍子の曲。「こいのぼり」は3拍子曲で1931年(昭和6年)だから「鯉のぼり」の方が18年先にリリースされてる。
『鯉のぼり』(こいのぼり)は童謡。文部省唱歌。作詞は不詳、作曲は弘田龍太郎。
こいのぼりの雄大さをたたえ、男児がこいのぼりのように雄大に成長するようにという願望を歌っている。甍とは瓦のことであり、「竜になりぬべき」というのは鯉が滝を登って竜門をくぐると竜になるという伝説から来ている。
1913年(大正2年)に刊行された『尋常小学唱歌 第五学年用』が初出。
文語調であるため、最近は口語調の「♪屋根より高い…」で始まる『こいのぼり』のほうがよく歌われ、この歌はあまり歌われなくなっている。
「こいのぼり」のWikipediaには
『こいのぼり』は童謡、唱歌。作詞は近藤宮子、作曲は不明。1993年までは近藤は作詞者として認められなかったため、近藤が1999年まで存命だったにもかかわらず歌詞の著作権は既に消滅している。
1931年(昭和6年)12月に刊行された『エホンショウカ ハルノマキ』が初出。
長年著作権者は日本教育音楽協会とされていたが、著作権が切れる1981年(昭和56年)に日本教育音楽協会の元会長の男性に作詞者を変更した。近藤はこの曲を含めた6曲が自分が作詞した曲であると訴え、裁判を起こして勝訴し、作詞者が再び変更された。
とあり本来であれば2049年まで著作権があるはずだったのですね。
また近藤女史は他にも「チューリップ」、「オウマ」など日本人にはなじみ深い今なお歌い継がれている名曲の作詞もされた方。
初めてこの事実を知りましたがこれらの曲を歌ったり歌詞を掲載する際に近藤女史への十分な敬意と作曲した不詳の方への感謝の気持ちをもっていこうと肝に銘じていきます。
「鯉のぼり」をYoutubeで検索して聴いてみたら歌詞はなにげに良い曲だったのでこれから耳コピ採譜練習にチャレンジしてみたいと思います。
↓勿論「鯉のぼり」の楽譜もコード付きで掲載されてますよ!
「魔法はいまここに在る!」いまここで練習していつの日かできるようにお互いがんばりましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。